※これは2001年に旅をしたときの記録です。
ここの温泉は秘湯ですごいという噂を聞きつけ、訪ねて衝撃を受けた温泉があります。
その名は夏油温泉。【げとう】と読みます。その滞在レポートです。
岩手県北上市の西部に存在し、市街地よりかなり道をすすんで山奥に存在します。
温泉街の入口で受付を済ませ、露天風呂に入るために温泉街を抜けます。
ここは湯治場でもあるため、その利用者が自炊をしたり食事をしたりする施設が温泉内部にあります。この段階で、個人的にワクワクしてしまっています(笑)
湯治場の施設を抜けると、露天風呂に向かってなかなかの下り階段が現れました。
川のせせらぎ、水の流れが聞こえてきます。途中で内湯もありました。
下りきるとハッとする景色。沢に隣接していくつもの露天風呂が群がるように設けられていました。
さてここがすごいのは、内湯をのぞいて川周囲の露天風呂は混浴なこと。当時写真では伝えられませんが、男性ばかりでなく、若い女性の方も惜しまず裸体で闊歩する光景を見ました。そのくらい自然と調和できたような、圧倒的な雰囲気。
カメラ小僧でいるのがだんだんと辛くなってきたので(笑)一番川に近い露天風呂に入ってみました。眺めがとにかく素晴らしいの一言。
歴史は古いようで、こちらへ湯治に訪れる人々は多いようです。
その後、この温泉の魅力に打たれて、2004年に家族でまた訪れました。ちょうど10月で紅葉が始まる時期ということもあり、葉が色づき素晴らしい眺めが広がっていました。